高炉やタンク、林立する煙突――そんな風景をめでる「工場萌(も)え」な人たちから絶大な支持を集めるアマチュア写真家が尼崎にいる。保育士の小林哲朗さん(31)。ここ5年で撮りだめた写真は約9万枚。3月には写真集「工場ディスカバリー」(アスペクト)を出版した。