その結果、気泡は固体や液体の表面に接するときに、表面積を最小にするためほぼ完ぺきな半球を形作ることが明らかになった。

 また、気泡がはじける際に2段階のプロセスがあることも分かった。まず、気泡は負荷がかかると折りたたまれ、ドーナツ型のポケットに空気が閉じ込められる。次に、表面張力がこのドーナツを破り、より小さな気泡が環状に発生する。これは、水道の蛇口から弱く流れる水が、表面張力により連続する水滴に変わるのと同じ仕組みだという。(c)AFP