「ある意味、われわれは銀河間物質に触れた(略)しかし、まだ太陽の家の中にいる状態だ」と語るのは、ボストン大学のマラヴ・オファーだ。

オファー氏のアナロジーを広げるとこうなる。ボイジャーは外に出ようと考えたのだが、そうはならず、気がつくと太陽の家の玄関広間に立っていた。ドアは開いており、銀河からの風は入ってくることができる。科学者たちは、このような広間があることを予想していなかった。そして、ボイジャーがいつまでこの広間にいることになるのかも、科学者にはわからない。