日本に暮らしていると文明的な生活に慣れているため、こういった「現実」を意識せずに生きているのだな、ということに気づかされます。この「ブタの丸焼き」は豚肉に対する理解が深まり、食育の一環としてもかなり効果的だと個人的には思ったので、自分の人生や生き方を見つめ直すという意味でもかなりオススメです。実際に目の前で「ブタの丸焼き」を見てみると、人生観が変わりそうなインパクトがあります。「こういうものだ」と頭ではわかっていても、やはり目の前に突きつけられると、理性ではなく、持って生まれた「好き」「嫌い」「快」「不快」というものがあり、想像と違う点がいろいろあるということが理解できました。「肉」を食べるからにはこれぐらいの覚悟と認識は本来、必要なのでしょう。