トリニダードに生息する野生のグッピーの個体群を対象に、体色の頻度を操作して実験したところ、それがどの色かには関わりなく、珍しい色をした個体の生存率が高いことがわかった。これは[負の]頻度依存選択と呼ばれている。現れる頻度が少ない特徴を持つ個体に有利に働き、一般的な特徴を持つ個体に不利に働く選択だ。