すげー

豪大の古生物学チームが前週、オーストラリア北部で大きさが自動車ほどもある巨大なウォンバットの化石を発掘した。

 正確に言えば、この動物は現在のウォンバットの親戚にあたる「ディプロトドン」だ。地球上を闊歩(かっぽ)していた有袋類の中でも史上最大のもので、約200年前から5万年前まで生息していた。

 発見された場所はクイーンズランドQueensland)州の辺境地で、ディプロトドンの化石が発見された場所としては最北端だった。化石から推測して、その大きさは体高2メートル、体長3.5メートル、体重は3トンはあったと思われる