科学

この系統をスタートして20年ほど経った1974年3月、「君、手伝ってくれないか」と頼まれた私は、断ることが苦手なことから何となく引き受け、それ以来ずっと面倒をみることとなった。数年前、私もぼちぼち定年なので、「これを何とかせねば」と、学内外の教員…

極低温暗黒物質探索(CDMS)実験の一部であるこの鉱山の検出装置が最近ある粒子によって作動したが、その粒子はWIMP(ウィンプ)である可能性が高いという。WIMPは“物質との電磁気的な相互作用がほとんど無い重い粒子(weakly interacting massive particles…

スードスコープ(pseudoscope)は逆さメガネの一種です。以前に上下逆さメガネを紹介しましたが、スードスコープは凹凸を反転させるメガネです。私たちは物体の凹凸を認識するために様々な情報を利用しています。物の重なりを利用して遠近を判断したり、小さ…

私たちの意識と世界はどのようにつながっているのだろう? 錯視や不思議な知覚現象から脳の無意識のはたらきを探っていきます

電力不要で再び脚光、アインシュタイン考案の冷蔵庫Comments

ワワワと泡が(10分)? 過酸化水素の分解 ?

先日、他の先生が採血した結果をお話した時です。 帰り際にお姉ちゃんがママに聞いていました。$jasmin jasmin 女医の子育て。-0909115 私、そんな話していないし! 占いじゃないんだから!!!

同様の移植を繰り返し、カエルの体内にオタマジャクシの皮膚に対する「抗体」を作らせ、それをもとに拒絶反応を起こす「抗原」の遺伝子2種を特定。いずれもオタマジャクシの皮膚にある未知のたんぱく質だった。

「色面⇒文字」の対応を学習したチンプは、「文字⇒色面」のテストがぜんぜんできなかったのです。その後もいろいろと実験した結果、まったくできないというわけではないのですが、チンパンジーにとってこれはどうやら困難なことのようです」

原教授らは、前脳のHB?EGFを別の遺伝子に取り換えて8週間が経過したマウスと、正常なマウスを比較。遺伝子取り換えでHB?EGFが欠損したマウスは、落ち着きなく動き回り、コミュニケーション能力や記憶力の低下がみられた。これらの行動は、統合失…

温暖化論のIPCCにしてみると、この寒冷化の時代が終われば、その埋め合わせで温暖化ガスの効果が強化され、結局温暖化になるということらしい。 それでも、ようするに、あと20年くらいは、地球は寒冷化するというのは、現状正しい認識として妥当なようだし、…

雨が降り出すと、独特の匂いがすることがあります。といっても雨そのものは基本的にただの水ですから、匂いは持っていません。また「雨の匂い」も、しばらく降り続くと消えてしまいます。ではあれは何の匂いなのでしょうか?その正体は「ジオスミン」(geosm…

レーザー冷却作用は、適切なレーザー光を気体分子に衝突させることによって、電子を通常より高い[原子核から離れた]軌道へ励起させるものだ。[気体における原子は互いに衝突を繰り返しており、気体の圧力が高いほど衝突は頻繁に起こるが、]「この過程で、電…

今までの説では、アフリカで誕生した人類がヨーロッパを北上してくると、どうしても太陽に当たる機会が減ってきますので、太陽を浴びることによって作られるビタミンDが欠乏してきたのですが、約1万年前に始まったと言われる牧畜で得られるようになったミル…

6億5000万年にわたる大陸の動きを1分強にまとめたという動画(最後の1億2000万年は予測)。[大陸移動説は、もともとドイツの気象学者アルフレート・ヴェーゲナーが1912年に提唱した。ヴェーゲナーは1915年に、かつて「パンゲア」という巨大な超大陸が存在し、…

そこら中にある分子の形が、人間の目で直接見えるようになったら――化学者が長年抱いていたこの夢が、徐々に現実のものとなりつつあります。 このほどIBMの研究者によって、ベンゼン環が5つつながった分子・ペンタセン(pentacene)の顕微鏡像が撮影されました…

道に迷うと、同じ所をぐるぐる回ると昔から言い伝えられるが、ドイツのマックスプランク研究所の研究チームがこのことを実験で確認し、29日までに米科学誌カレント・バイオロジー電子版に発表した。目隠しをされた状態でも、最大20メートル程度は真っすぐ歩…

学習後に寝るほうが学習効果が高まるといわれているが、その仕組みはよくわかっていない。そこで、グループは、7人の被験者に、複雑な画像を素早く識別する訓練をしてもらった。 訓練中は、脳の視覚情報を処理する特定の場所が活動する。学習した後、fMR…

◇ポイント◇ * 人工の微小重力環境下で、ほ乳類の受精、胚発生の研究を初めて実現 * マウス実験で、受精は微小重力環境下でも可能と判明 * 胚発生や出産率は約半分と大きく低下し、重力の必要性を示唆

DEETは、虫よけスプレーの標準成分として揺るぎない地位を築いているが、Tsikolia氏によれば、N-Acylpiperidineの系統にあるいくつかの化学物質が、DEETよりもはるかに長期間にわたって蚊を寄せつけずにいられるという。黒胡椒の刺激的な味のもとになる成分…

その結果、崩壊で生まれた電子とその反粒子の陽電子のペアなどが放出される方向が、標準理論の予測値からはずれていることがわかった。むしろ、未知の素粒子を想定する新理論「超対称性理論」に近かった。

ほとんどのイヌが人間の2歳児程度の知能を持ち、165個の言葉を理解したうえで4か5まで数えられる。知能が高いボーダーコリーやプードルに至っては250の言葉や合図を覚え、簡単な計算も可能であるということが、8日にカナダ・トロントで開かれた米…

中心と角を通る断面で切ったとこ。水平な線は表面、角が角、垂直な線が辺です。あんまり角の影響なくてだいたい丸い。ここに地球の海水と空気を注ぎ込む。6つの面にだいたい均等に注ぐと: 海は半径約1000km、深さ100kmの盛り上がりになる。図の地表からち…

[Robotic Technology社のプレゼン用PDFによると、EATRの試作品はカメラを搭載、腕の先には手のような「グリッパー」とチェーンソーがあり、有機物を「食べやすく」処理する。エンジンの仕組みを説明するCyclone Power Technologies社サイトのページはこちら…

海の恵みの銀化ビン

実験Part2はヨウ素酸カリウム溶液と亜硫酸ナトリウム+デンプン水溶液が反応したときにみられる反応ですね。結構おもしろいけど鼻にツンと来る。

世界天文年2009 日食観察ガイド

1908年に起きたツングースカ大爆発の原因は一般的な隕石によるものではなく、氷を核に持つ彗星によるものである可能性が高いことが24日、学術専門誌「Geophysical Research Letters」に掲載された論文により明らかとなった。

[クリプトクロムは青色光受容体。鳥の磁気コンパスは環境における光に影響を受け、光のうち、緑色から青色光下では正常な渡りを示すが、黄色や赤色光下では示さなくなることが示されている。またこの磁気コンパスの地球磁場に対する感度は、ラジカルペア・プ…

モントリオール神経学研究所研究を中心とするグループは、脳内の神経シナプスで記憶が形成される際に新しいタンパク質が形成され、それによってシナプス同士の結合が強化され記憶が形成されることに注目。その上で蛍光タンパク質(fluorescent protein)を使…